ショックなこと

競馬で有名な騎手の人が自死されました。

落馬事故が続いてもリハビリして復帰して

順調に勝つこともできていたのに。

今週の騎乗予定もあったのに

本当に突然、逝ってしまったのです。

私はそれほどファンではありませんでした。

好きでも嫌いでもない。

ただ、ファンへのサービス精神が旺盛な人だなあ

そのせいで周囲から浮いてないのかなあと思ってる、

でもただそれだけでした。

 

でも彼の死でいろいろなことを考えました。

奥さんやまだ小さいお子さんを置いて、ふと死のうと思うのはどういうことなのかと。普通の人より成功して、順調で、もちろん怪我のことがあったとしても。

つらければ辞められるし、死ぬ以前に選択できることはあったはずなんです。

でもそれは 自分で死んだ人にはよく言われることです、

死ぬことはなかったのではないか、と。。。

でも その人にとっては死だけが解決なんですよね。

死ぬというのはすべてが終わってすべてが無になることなので、

終わることを選択したともいえるかもしれません。

 

私たちは(一部の人かもしれませんが)細いがけっぷちの道を

どこに行くかもわからない道を歩いているようなものなのかもしれません。

1歩道を踏み外したら、それで終わってしまう。

辛い遠く厳しい道。そしてそこを歩いていけない時、ふと足を踏み外してみよう、と

思ってあちらの世界へ行ってしまうのかもしれません。

私たちは終わらせることを選べる、選べるところにいながら

ぎりぎりのところで生きてる。そんな風に思ってるのは私だけかもしれないけど。。

とりとめもないですけど、本当にいろんなことを考えたので。

 

今日競馬場に行って献花をしてきました。

安らかになんて言えないけど、 お別れをしてきました。。。

とうt